玉成保育園・小光子愛育園の物語
昔々、とはいっても昭和初期 内村鑑三先生の教えを受た佐竹音二郎という方がおりました。その次にその教えを受けた兵吉じいさんがおりました。とても貧しい人でしたが社会の為になる仕事として福祉の道を歩み始めました。それは、それは大変だったそうです。横須賀の町に沢山の託児所を設立しましたが、その頃は国の援助もなく,軌道にのせる事は困難をきわめましたが、でも頑固者のおじいさんは、頑張り、戦争が終わって2つしか園は残りません。新しい世界に向かって動き始めました。礎をつくると時を同じくして天に召され、その子、正明じいさんにその心は引き継がれていきました。正明じいさんは持ち前の円満さで組織の充実に力を注ぎ、託児所から保育園らしい考えを確立していきました。時間は止まってはくれません。正明じいさんも天に召され、今に引き継がれていきました。それぞれの生き方には違いがありましたが、思想は同じでした。原点は地域の人々が幸せである事。