「理想の保育園」というものを考えていくときに、まずは、現実生活の中で感じている困りごと、悩み、要望などをおもいつくままあげて整理したものが下の”母親たちのつぶやき”23項目です。
この中には、誰もが共感する項目も、また反対の意見の項目もあるはずです。
例えば、「昼寝」について、「あった方がいい」と考える家庭では、帰宅後、子どもが眠さに耐えかねて夕食も食べずに(または、食べている途中に)眠ってしまうので、子どもの健康を案じています。「ない方がいい」と考える家庭では、昼寝をしたことによって、就寝すべき時間になっても子どもが眠らない(眠れない)ので困っています。
このように、「昼寝」ひとつとってみても家庭によってニーズが違います。そして、どちらの場合にも親にとっては毎日続く悩みなのです。
この場合の「理想の保育園」は、年齢に関係なく、昼寝が必要な子どもには環境を整えて昼寝をさせ、昼寝が不要な子どもには静かで楽しい活動をさせるということになるでしょうか。いずれにしても、個々の子どもに合った保育が望まれます。
次の23項目は「理想の保育園」の結論ではなく、数人の母親のつぶやきにしか過ぎません。これを材料に多くの人の意見を集め、さらに考えていきたいと思います。 まずは、これらの項目について重みづけ(どの項目に関心が高いか)を行うため、当園の保護者にアンケート調査を実施する予定です。
* どの地域でも、自宅の近くに複数の保育園がほしい。 |